Facebookページをブロックする方法|非表示や削除の使い方も
自分が運営する Facebook ページに、悪意のあるコメントやしつこくコメントしてくるユーザーに困ったことはありませんか。
Facebook ページは、このようなユーザーやコメントに対応する方法があります。当記事では悪意のあるコメントやしつこいユーザーへの対処法をご紹介します。
※本記事のスクリーンショットや公式ヘルプページ情報は、2019年2月時点のものです。今後のアップデートにより、画面が異なる可能性があります。
ブロック(Ban)の種類は2種類ある
Facebookページをブロックする方法は「ユーザーのブロック」と「Facebookページのブロック」の2種類があります。
ユーザーをブロックすると悪意のあるコメントを繰り返すユーザーに対しアカウントをブロックすることができます。「Ban(する)」とも言います。
ユーザーをブロック(Ban)する方法は3種類ある
さらにユーザーをブロックする方法は「設定」からのブロック、「コメント」からのブロック、「受信箱」からのブロックの3種類があります。
Banされた ユーザーは Facebook ページを見るとコメント欄や「いいね!」ボタンが表示されなくなります。
するとあなたがブロックしたユーザーはあなたのFacebookページやコメントを見たり、ページそのものをシェアすることはできますが、Facebookページの投稿に「いいね!」やメッセージを送ることはできなくなります。
またFacebookページ上の他のユーザーの投稿にコメントすることもできなくなります。
Banは解除することもできますが、スパムコメントを繰り返し行うユーザーや事実無根の誹謗中傷をするユーザーなど、悪質なユーザーに限定すべきでしょう。
それではユーザーをブロック(Ban)する3種類の方法を順にご説明します。
【方法1】「設定」からブロックする
- 管理画面から「設定」をクリックします。
- メニューが表示されますので、その中から「人物と他のページ」を選択します。
- Facebook ページへいいね!をしている ユーザーが一覧で表示されます。
- ユーザー名の横に歯車のマークがありますので、これをクリックするとプルダウンでメニューが表示され「ページのいいね!から削除」または「ページでブロック」が可能です。
【方法2】「コメント」からブロックする
- 消したいユーザーのコメントの右側にポインタを合わせると「✕」マークが表示されるの
でクリックします。 - Ban+(ユーザー名)をクリックします。
これでブロック操作は完了です。
【方法3】「受信箱」からブロックする
- ページ上部の「受信箱」をクリックします。
- ブロックする相手の左にあるメッセージをクリックします。
- 右上の 「…」をクリックし「ページでブロック」を選択します。
- 「確認」をクリックすればOKです。
Facebookページのブロック
Facebookページをブロックするとあなたがそのページに「いいね!」をしていた場合は「いいね!」が取り消されフォローも解除されます。
またFacebookページの運用者があなたの投稿に反応したり、あなたのコメントに「いいね!」をしたり、返信したりすることができなくなります。Facebookページをブロックするやり方をご説明します。
- ブロックするページに移動します。
- ページのカバー写真の下にある「・・・」 をクリックし「ページをブロック」を選択しま
す。 - 「確認」をクリックすればOKです。
ブロック以外の方法:コメントを消す
削除する
ページの投稿からコメントを削除すると、そのコメントは投稿から完全に削除されます。
削除方法をご説明します。
- まずコメントを非表示にします。
コメント欄にマウスを持ってくると、薄いグレーで「☓」の印が表示され「非表示にす
る」という吹き出しが出ます。 - 「☓」をクリックすると、コメントが非表示になります。
- 「削除」をクリックします。
「このコメントを削除してよろしいですか?」と警告が表示されるので「削除」をクリッ
クします。
非表示にする
コメントを非表示にするメリットは2つあります。
- コメントをした本人およびコメントをした人の友達にはコメントが表示されたままになる
- コメントをした本人およびコメントをした人の友達以外からは投稿が見えなくなる
Facebookページでコメントをした本人も、そのFacebook上での友達からもコメントは見えている状態なので非表示にされたということに気づかれる可能性は低いでしょう。
それでは設定方法を見ていきます。赤い枠内のコメントを非表示にします。
コメント欄にマウスを持ってくると、薄いグレーで「☓」の印が表示され「非表示にする」という吹き出しが出ます。
この「☓」をクリックすると、コメントが非表示になります。
コメントを非表示にすると、コメントを書き込んだ本人に気づかれることなく、他の第三者からはコメントが見えないようにすることができます。
コメントをしたユーザー本人とその友達にはコメントが表示されたままなので本人には気づかれません。非表示にされたという通知が行くこともありません。
またユーザー本人とその友達以外にはコメントが表示されないので、その他の多くのユーザーの目からは投稿を隠すことができます。
Facebookには学習機能があるため、管理者が頻繁に同じユーザーからのコメントを非表示にしたり、同じコメントを非表示、削除をしていると、システムが自動的に非表示モードにする場合があります。
非表示にしていないのに、気がついたらコメントが非表示になっていた、という場合はこの学習機能が考えられます。
ブロックとの違い
ユーザーをブロックするとユーザーのアカウントをブロックしコメント欄や「いいね!」ボタンが表示されなくなります。
コメントは一度削除すると元に戻すことができません。削除すると該当のコメントを書いたユーザーは消されたことに気がつく可能性がありさらに関係が悪化してしまいかねません。
それに対してコメントの非表示はコメントを書き込んだ本人やその友人に気づかれることなく、他の第三者からはコメントが見えないようにすることができます。
ブロック以外の方法:投稿される前に投稿を制限する
Facebookページには投稿される内容を事前に制限する「ビジター投稿」・「ページのモデレーション」・「不適切な言葉のフィルタ」という設定機能があります。
これらはいずれも左カラムの「ページ情報」をクリックしてから「設定」、「一般」とクリックすると編集できます。ページ情報が表示されない場合は「さらに表示」をクリックすれば表示されます。
ブロックしたいキーワードを登録する
「不適切な言葉のフィルタ」はブロックしたいキーワードを登録することができます。
もし、それらのキーワードを含んだ投稿やコメントがされた場合、自動的にスパムと判断され、管理者によって承認または削除できるようになります。
Facebookの判断によるブロック
「ページのモデレーション」はFacebookが不適切と判断した言葉がブロックされるよう、[中]か[強]いずれかのフィルタをかけることができます。
投稿を許可制する
「ビジター投稿」はページにアクセスした人に投稿を許可するかどうかを選択できます。
また許可する場合、写真と動画の投稿を許可するかどうか、ほかの人の投稿をページに表示する前に確認するかどうかを設定できます。
表示する前に確認するにした場合、アクティビティログで確認してから投稿を表示することができます。
まとめ
ブロックは最終手段
当記事ではFacebookページのブロック(「Ban」)やブロック以外の対処法をご説明しました。
「Ban」は事実無根の誹謗中傷や不快なコメント、 スパムコメントなどを繰り返し行う ユーザーに対して行うコメントそのものをできなくなるようにする機能なので最終手段と考えてください。
コメントの削除もユーザー本人やその友達が見た場合にも表示されなくなっているので、コメントした本人に気づかれる可能性が高いです。当該ユーザーにストレスを与えるので明らかなスパムコメントであったり、法律に抵触するような内容である場合などを除き、なるべく行わないほうが望ましいでしょう。
削除より非表示にした方がユーザーと良好な関係を保てる
それに対して非表示はコメントをしたユーザー本人とその友達にはコメントが表示されたままになりますので、コメントが非表示になっていることに書き込んだ本人には気づかれません。
ユーザー本人とその友達以外にはコメントが表示されないので、その他の多くのユーザーの目からは投稿を隠すことができるのでできるだけ非表示にした方がユーザーと良好な関係を保てるでしょう。
コメントされる前に制限する
「ビジター投稿」・「ページのモデレーション」・「不適切な言葉のフィルタ」を設定すればコメントされる前に不適切なコメントを防ぐことができます。
スパムコメント対策として有効なのでFacebookページを作成したらすぐに設定するのがおすすめです。
宣伝会議がTwitterとFacebookの両方を利用しているソーシャルメディアユーザー300人に対し行った「企業の公式Twitter、Facebookページの印象に関する調査」によるとユーザーは企業からのコミュニケーションを歓迎する傾向があるということが分かります。
Facebookページ運用者としては不快なコメントはなるべく削除したり非表示にしたいものですが、コメントへの対応次第でユーザーとの関係を深めることができることを覚えておきましょう。