リターゲティング

リターゲティングとは、インターネット広告の1つ。過去に訪れたWebサイトの広告を、別のサイトの広告掲載枠に再度表示させる手法のこと。「行動リターゲティング広告」「リマーケティング広告」「リタゲ」とも呼ばれる(Googleでは「リマーケティング」、Yahoo!では「サイトリターゲティング」と呼ばれる)。

インターネットが普及した今、一般消費者は一度訪れたWebサイトだけでは意思決定をせず、他社と比較検討をするため一旦サイトを離れることが多い。このような消費者に対して、再度別サイトの広告枠から働きかけることで、商品やサービスの購入につながりやすいといわれる。

具体的な手法としては、主にCookieを使用してユーザーとその行動履歴をトラッキング(追跡)する。再度広告を表示するには、ユーザーが閲覧するWebページにリターゲティング広告のアドネットワーク掲載枠が導入されている必要がある。つまり、掲載枠があればどのWebサイトでも広告を表示させることが可能。リターゲティング広告は通常のバナー広告よりも、クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が高くなるという特徴を持つ。