静的ページとは

 2019.07.12  LeadPlus

静的ページとは、HTMLファイルで構成されたWebページを指し、すべてのユーザーに対して同一の内容を表示します。ユーザーが静的ページにアクセスすると、Webサーバーはブラウザからの要求に対して、HTMLファイルのデータを応答データとして送信します。要求されたローカルデータをブラウザに返すだけなので、Webサーバー上で複雑な処理が発生することはなく、アクセスが集中したとしてもその負荷に比較的耐えることができます。また、Webサーバー上で行う処理が少ないことから、静的ページでWebサイトを構築すれば、サーバー費用の削減を図ることも可能です。

静的ページはデータをローカルに保存しているため、Webサーバーのセキュリティ対策を講じる必要がほとんどありません。総合的なコストだけを見ると動的ページよりも静的ページの方が優位です。

加えて、検索エンジンのクローラーはトップページからリンクされているすべてのWebページを巡回します。静的ページでは、クローラーがWebページを巡回することで得た情報は、検索エンジン提供企業のデータベースにインデックスされます。しかし、動的ページでは表示用として存在するページ以外は、クローラーの巡回対象になりません。したがって、それぞれのWebページを検索結果の上位に表示したい場合は、静的ページの作成が効果的です。

ただし、静的ページは誰がいつアクセスしても同様の内容が表示される反面、動的ページのようにユーザーごとに最適化したページを表示することはできません。また、HTMLファイルを作成する必要があるという特性上、リアルタイムで情報を反映させることが難しく、新着情報ページのように更新頻度が高いコンテンツは動的ページで作成する方が望ましいとされています。

また、事業の一環として静的ページを管理する場合、複数人で静的ページの運営を行うと最新ではないローカルファイルを更新してしまう可能性があり、ずさんな管理によって企業の信用に悪い影響をもたらす可能性があります。

このように静的ページの管理ではバックアップなども手動で取る必要があり、最新情報が更新されない、ユーザーにとって最適なページを反映できないなどのデメリットに対して手間と時間がかかります。しかし、サーバーへのセキュリティがほとんど必要なく、情報漏えいに対するリスクコントロールは静的ページの方が有利です。とはいえ、ユーザーの体験やコンバージョンを鑑みると、動的ページの方がユーザーのニーズを捉えることができるため、現在はCMSを使用した動的ページが主流となっています。

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