サーバーとは

 2019.07.08  LeadPlus

サーバーとは、ネットワークに接続する複数の利用者が共有できるように情報を蓄えておくコンピューターのことを指します。サーバーには役割に応じてファイルサーバー、ウェブサーバー、メールサーバー、アプリケーションサーバーなどがあります。

サーバーが担う役割は、主に3つです。1つめは、ネットワークを利用する者の要求を受信して情報を送り返すこと。2つめは、利用者が求めた形に情報を提示すること。3つめは、情報を収納することです。サーバーはネットワーク利用者の要求や指示に対し、必要なデータやサービスを提供しています。例えば、ウェブサイトを見るためには、閲覧者が使用するパソコンなどネット端末と、サーバーとの間に、以下のようなデータの送受信が必要になります。

まず、閲覧者がブラウザを通して、求めている情報を提供するよう、リンクをクリックするなどしてサーバーに要求します。サーバー側はその要求に適うデータを探したり、加工したりして、閲覧者が使用しているブラウザに求められた情報を送信します。サーバーから送られてきた情報はブラウザ上に分かりやすく表示されるので、閲覧者は必要な情報を難なく閲覧できるのです。

このようにサイトの閲覧は、サーバーとサイト閲覧者のPCが双方向でデータを送受信することによって成立します。このとき、サーバーのスペックがあまりにも低い場合、データのやり取りがスムーズに行われなかったり、一度に多数の閲覧者から情報を要求されるとサーバーがダウンしたりするなどの状況に追い込まれます。そのため、サーバーを設けるときには、利用の目的やシステムの規模、運用・管理者の知識などを考慮したうえで、どの程度のスペックが必要となるのかを吟味することが必須です。

サーバーにはいくつか異なるタイプがあり、それぞれに特徴があります。
タワーサーバーは、デスクトップパソコンの本体に似た形のサーバーです。中小企業や個人の利用が多い一方、サーバーを重ねられないため、複数のサーバーを設置する場合には広いスペースを必要とします。

ラックサーバーは、ラックに平積みができる薄型のサーバーです。スペースを確保しやすいため、サーバーを複数設置する場合に向いています。

ブレードサーバーは、1枚の基板にメモリーやHDDなどを搭載した、薄く、細長い形をしたサーバーです。1つの収納ユニットに複数のブレードサーバーを収めて使用するため、同じ電源で稼働させることができ、電力の消費を抑えることができます。ただし、複数のサーバーを近接した状態で使用することになるため、発生する熱を冷却する設備も必要です。
近年では、データセンターのサーバーを利用したレンタルサーバー、IaaSやVPSといったクラウドサービス型のサーバーもあります。

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