パーマリンクとは

パーマリンクとは、Permanent Link(パーマネントリンク)を略した用語で、それぞれのページに設けられたURLの末尾部分のことを指します。
たとえば、https://www.exanple.com/?=12345というURLの場合、後半の「/?=12345」がパーマリンクとなります。このパーマリンクはWebサイトのページ数が増えても変わることがないため、「固定リンク」と呼ばれることもあります。

パーマリンクは自由に設定することが可能です。設定する際は、そのページの内容に沿ったパーマリンクにすることで、人間の目から見たときにもわかりやすいURLとなるでしょう。
たとえばパーマリンクの解説の記事であれば「https://www.exanple.com/permalink」とすることで、URLを見ただけでパーマリンクに関するページであることがわかります。
このようにパーマリンクをわかりやすいものに変更しても、SEOにはあまり影響がないとされています。しかし、人間が見たときにわかりやすいURLにすることで、Webサイトのユーザビリティの向上につながるといえるでしょう。このことはGoogleからも言及されています。
また、わかりやすいURLにすることで、クリック数の増加が期待できます。URLがわかりやすいほうがユーザーの目につきやすいというのもありますが、検索結果にページが表示される際、キーワードがURLに含まれていればそのキーワードがハイライトされて目立ちます。そのため、クリック数をあげるためにはキーワードなども意識して、パーマリンクを設定することも大切です。

パーマリンクの設定には、いくつかの注意点があります。設定の仕方によってはマイナスの影響を及ぼしてしまうので気をつけましょう。
1つ目は、パーマリンクは途中から変更しない、という点です。なぜならば、パーマリンクを途中で変更すると、元のURLが無効になってしまうからです。そのページがリンクされていた際、パーマリンクを変更してしまうとリンクからそのページに飛べなくなってしまいます。
パーマリンクの設定は、ページの公開と同時に変更するのが望ましい設定方法といえます。
また、パーマリンクを変更するとソーシャルカウント(TwitterなどのSNSのシェア数)がリセットされてしまいます。リセットされたことで大きな弊害がでるというわけではありませんが、せっかくのカウントが0になってしまうということは留意しておきましょう。
2つ目は、パーマリンクは日本語で設定しない、という点です。たとえばこのように、「https://www.exanple.com/パーマリンク」と日本語で設定することは可能ですが、これはあまりおすすめできません。主な理由として、日本語のパーマリンクが設定されたページは、場合によっては404エラーになってしまいます。さらに、もう1つの理由として日本語のパーマリンクが設定されたURLは、コピペすると自動的に変換されてしまい、非常に長くわかりづらいURLになってしまうからです。
パーマリンクは、アルファベットを用いたいくつかの単語を並べたシンプルな設定にしましょう。

検索順位に影響を及ぼさないパーマリンクですが、適切なパーマリンク設定はSEO対策につながります。
検索エンジンやユーザーに、サイトがどのような構成で成り立っているのかを示すため、シンプルでわかりやすい設定が効果的です。