キャッシュとは

 2019.07.08  LeadPlus

キャッシュとはデータを一時的に保存してデータの処理速度を高速化する仕組みのことです。一度利用したデータを保存しておくことによって、そのデータを再利用する時に高速でアクセスできるようになります。
この仕組みを使った代表的な例の一つが「ブラウザキャッシュ」です。Webブラウザが一度読み込んだCSSファイルやJavaScriptファイル、画像などのデータがスマホやPCなどの端末内部に保存されます。この状態で再度同じWebサイトにアクセスした時は、サーバーにリクエストしてデータを取得するのではなく、端末内部に保存したキャッシュを利用するため、初めて閲覧した時よりも高速で表示することができるのです。一度表示した画像、CSS、JavaScriptなどのファイルが他のページで使用されていた場合も同じようにキャッシュデータを参照します。

キャッシュを利用したWebサイトの表示高速化はユーザー体験の向上につながることから、GoogleはWebサイトの表示速度を、検索順位を決定する際の評価基準として採用しています。ただしブラウザ内に保存できるキャッシュの量には上限があり、保存場所の容量が圧迫されるとブラウザの動作が遅くなるなどの影響が出ることがあります。たいていのブラウザはキャッシュの保存容量が決まっており、容量が限界に達した時は古いデータから順番に削除される仕組みになっています。

また、キャッシュは保存したデータを再利用するという特性上、常に最新のWebサイトが表示されるとは限りません。特にキャッシュの有効期限を指定した場合、キャッシュされている情報がその期限まで強制的に反映されるので、Webサイトの修正や更新が反映されていない変更前の内容しか表示されないこともあります。
ユーザーにWebサイトを最新の状態で閲覧してもらうためには、新着情報などはキャッシュの有効期限を短く設定するなどして、Webサイトの更新頻度に合わせて有効期限を設定することも必要です。
Webを閲覧する時に確実に最新の情報を表示したい場合には、キャッシュを参照せずにWebからデータを読み込む「強制再読み込み(キャッシュクリア、スーパーリロード)」の操作を行えば、最新の状態のWebサイトを表示できます。Windows系OSのGoogle Chromeの場合は「Control(CTRL)+F5」を、MacOSのGoogle Chromeなら「Command (⌘)+R」のショートカットで強制再読み込みを行うことができます。

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