ファネル

ファネルとは、日本語で漏斗(じょうご、ろうと)を意味し、漏斗の形に合わせ、顧客が増減することを表す。
ファネルには、「パーチェスファネル」「インフルエンスファネル」「ダブルファネル」という3つの考え方がある。
パーチェスファネルとは、広告宣伝による顧客の購買心理プロセスを示すAIDMA(アイドマ)モデルを発展させ、生まれた考え方。商品・サービスの認知から購入までの過程で、消費者が逆三角形型に絞られていくことを表す。ここで生まれる多数の離脱者を、最小限に抑えることが課題とされる。
インフルエンスファネルとは、商品やサービスを購入した顧客が、レビューや口コミなどを通して商品を宣伝・紹介することを指す。これにより、さらに顧客が増えることが予想されるため、三角形型で表される。
ダブルファネルとは、パーチェスファネルとインフルエンスファネルを組み合わせたもの。
ファネルを分析することで、顧客を購入に導くまでの課題が浮き彫りになる。課題に対する効果的な施策・プロモーションを行い、購入者の増加、売上の向上につなげることができる。